概要
ハカセといっしょに深海をぼうけんしよう!!
ある日、たろうが浜辺へ遊びに行くと、そこにはくじらが打ち上げられていた。なんとそのくじらは、ふしぎな友だち「乙姫」と「ウラシマ」の乗り物、くじら号だった。ふたりといっしょに、たろうはくじら号に乗って、深い海の底へドキドキワクワクの大ぼうけんへ行くことに…。研究者たちが、音楽に合わせて楽しく、深海にいる生き物のお話をするよ。
【対象】全学年
【時間】①14:30-15:10 ②15:30-16:10
ハカセプロフィール
加藤千明 博士(農学)
[経歴]
1952年東京都生まれ。農学博士。立教大学大学院理学研究科化学専攻修了後、1978年ゼリア新薬工業株式会社に勤務。1984年東京大学農学部で学位取得後、アメリカ留学を経て、1990年海洋研究開発機構の前身、海洋科学技術センター、深海環境プログラムに参加。2013年より現職。主として、高水圧下に適応した深海微生物(好圧菌)の研究に従事。写真は、有人潜水調査船「しんかい6500」の中で撮影したものです。このときの水深は、深度6000mの海底付近で、さあ、これから調査するぞ!と、気合いを入れているところです。
佐藤孝子 博士(理学)
[経歴]
東京都生まれ。立教大学大学院修士課程修了。学習研究社植物工学研究所を経て、1992年から、微生物の圧力適応機構の研究に長年携わる。専門は、圧力生理学、微生物学、分子生物学。プライベートでは一男一女の母。海に潜るお母さん博士として絵本読み聞かせ活動でも活躍中。著書に「くじら号のちきゅう大ぼうけん」「しんかいくんとうみのおともだち」「深海生物大事典」。